韓国映画2018年のおすすめは?厳選4作品あらすじ&キャスト紹介!【前編】

韓流ドラマは日本でも人気がありファンも多いですよね。最近は映画のクオリティも高く人気がどんどん出て来ています。今回個人的におすすめしたい2018年注目の最新韓国映画です。本当にたくさんありますが今回は各ジャンルから厳選した4作品です。簡単なあらすじや見どころとキャスト紹介をしていきたいと思います。

『いま、会いにゆきます』

日本で過去に上映されていた『いま、会いにゆきます』という映画を観たことある方も多いのではないでしょうか。中村獅童さんと竹内結子さん主演の映画で、家族愛が題材となっている感動系ストーリーです。当時映画館で観ましたが、涙なしでは見れませんでした。それが韓国版としてリメイクされたのがこちらの作品。2018年3月14日公開開始で15日間で脅威の200万人の観客動員数を記録して大ヒットとなりました。これは韓国映画の中で歴代最高の記録らしいです。

『いま、会いにゆきます』のあらすじ

雨の季節、1年前に妻を亡くした夫と一人息子の前に亡くなったはずの妻が現れる。しかし目の前に現れた妻は全ての記憶が消えていた。夫は自分の事を覚えていない妻であっても近くに居てくれるだけで幸せを感じていた。そんな中ある日突然妻が全ての記憶を取り戻し…―

単に死者が蘇ってくるだけのストーリーとは違い、過去との繋がりまでしっかりと考えられた作品となっています。一度は全てを忘れた妻が全てを思い出した時、過去と現在が繋がった時、その深い愛に感動することでしょう。

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『いま、会いにゆきます』のキャスト

中村獅童さんが演じた夫役(ウジン)はソ・ジソブが熱演。彼はどこか冷たさを感じる鋭い目つきが印象的ですが、役どころで見せる優しい雰囲気で韓国でも人気の俳優です。また竹内結子さんが演じた妻役(スア)にはソン・イェジンが主演を演じています。ソン・イェジンはあの名作「私の頭の中の消しゴム」で主演を務めた女優です。韓国ではそれほど出演数は多くない女優さんですが、日本でも上映されていた「私の頭の中の消しゴム」で知っている人も多いのではないでしょうか。彼女が美しいのはもちろんですが、役で見せる切ない表情や表現力は実力派女優という印象を受けます。
また息子役(ジホ)には新人子役として最近注目を集めているキム・ジファン君が抜擢されています。日本版では武井証君が演じておりましたが雰囲気がとても似ているので全く違和感がありません。日本版にはなかったシーンのひとつでジホが成長した姿が描かれています。大人になったジホを演じるのはパク・ソジュンです。この役はちょい役なんですがこのパク・ソジュンは主演クラスの俳優さんなんです。他にも助演俳優として名実ともに有名なコ・チャンソクや韓国の名女優と言われているコン・ヒョジンも脇役として出演しています。
これだけ豪華なキャスト勢なので歴代最高記録の観客動員数を記録したのも納得ですね。

『チャンピオン』

男の友情、人生逆転…そんな映画を観たい方におすすめなのが、2018年5月に公開された『チャンピオン』はいかがでしょうか。この映画のキャッチコピーは「ようこそ、腕相撲は初めてでしょう?」「彼の腕が動き始めた」。腕相撲という新鮮な題材を元に繰り広げる、地上最大の“腕アクション”は見たことがない楽しみが詰まっています。

『チャンピオン』のあらすじ

幼少期にアメリカへ養子に出された主人公マークは、かつて腕相撲世界チャンピオンを目指していた過去を持つ。クラブで仕事をしていたマークの前に、最高のスポーツエージェントだと名乗るジンギが表れる。ジンギは、借金の返済に追われる生活を送っていて、マークを金づるにしようと企むが…―

初めの出会いこそ騙そうとする方と騙されそうになる方という敵対的関係ですがここから二人の関係がどう変化していくのか、男の熱い友情を感じられる作品となっています。
チャンピオンに向けてチャレンジしていく姿とその裏に隠されたジンギとの勝負(?)も絡み合うストーリー。勝負の世界と人間模様が絶妙に絡み合っていて一気に引き込まれます。
ルールを知らないといまいち分からないスポーツとは違い、誰もが知っている腕相撲が題材となっているのが良いですね。因みに「腕相撲」をメインテーマにした韓国映画はこの作品が初めてなんだそうです。世界的に見ても数少ないですが、そんなマイナースポーツであっても魅力的な作品にするのはさすがですね。

『チャンピオン』のキャスト

主人公マークを演じる俳優のマ・ドンソクの鍛えられた肉体美には性別問わず見惚れるものがあります。最近の韓国アイドルのような端正さはないですが同性が見ても何か認めてしまうほどの男らしさを感じます。注目されたのが撮影のための身体づくりです。韓国の第一線で活躍するような腕相撲の現役選手にトレーニングとアドバイスを受けながらストイックにトレーニングを重ねたそうです。役作りにここまで没頭できるのもマ・ドンソク自身が腕相撲に対する思い入れがあったそうです。
もう一人の主人公ジンギを演じるのがクォン・ユルです。マ・ドンソクとは対照的に端正な雰囲気の人気俳優です。現在34歳でデビューから16年。今のアイドルのような華やかさはないですが、経験と実績に裏付けられた演技が評判の俳優です。
もう一人のメインキャスト、マークの妹役のスジンを演じるのはハン・イェリ。2歳のときから舞踏を習い始め真剣にその道を目指していたのだそう。女優として開花し今や韓国では指折りの演技派女優として評価も高いんです。でもハン・イェリ自身はその評価を謙虚に受け止めていて、高飛車な雰囲気がないんです。韓国女優としてはあまりないタイプではないでしょうか。それもあって人間としても好感度が高い女優さんです。他の作品では主役をバンバン張るほどの実力なのに今回はメインキャストと言えど、どちらかといえば脇役です。他にも「え、この人がちょい役?!」というような豪華キャストです!是非一度ご覧ください。

まとめ

今回、4作品全部を一挙にご紹介するつもりでしたが、ひとつひとつが名作過ぎて紹介したい内容が濃くなり過ぎてしまいました。今回2作品ご紹介しましたので、あと2作品は【後編】という形でまたご紹介しますね。
昔とは質が変わった韓国映画を楽しむキッカケになれれば幸いです。


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