「分かった」の韓国語!いろんな場面で使える便利なフレーズ6つ

あなたは「分かった」という言葉、一日でどれくらい使っているでしょうか。実は意外とたくさんの状況で使っていると思います。
それほど、日常に密接した言葉でもある「分かった」を韓国語ではどう表現するのでしょうか?
この記事では、「分かった」を意味する韓国語について、具体的な例文も交えながら詳しくお伝えします。
いろいろな場面で使うことができるので、覚えておくだけでもコミュニケーションの幅が広がります。
ご紹介するフレーズをシチュエーションによって、どんどん試してみてしください。

最もよく使われる「分かった」

알았어(アラッソ )・알겠어(アルゲッソ)

韓国語の알다(アルダ)が「知る」「分かる」を意味する言葉の基本形となり、これを過去形にしたのが알았어(アラッソ)、より丁寧な表現にしたのが알겠어(アルゲッソ)です。
二つとも似ていますが細かく見るとニュアンスが少し異なります。
알았어(アラッソ)は「いいよ」など親しめなニュアンスで、알겠어(アルゲッソ)は「理解した・承知した」など丁寧に伝えたいときに使います。
ただ、発音もどちらも似てて、韓国でも実際には二つとも厳密に区別せずに、同じ意味で使うことが多いので、好きな方を使っていいでしょう。

A:”누나, 오늘 집에 올 때 과자 좀 사오면 안 돼?(ヌナ、オヌル チベ オルテ グァザ ジョム サオミョン アン デ)”
B:”알았어. 그런데 너 매일 이렇게 먹으면 살찔거야.(アラッソ。グロンデ ノ メイル イロッケ モグミョン サルチルコヤ)”
お姉ちゃん、今日帰る時お菓子買ってきてもらえる?
分かった。でもあんた毎日こんなに食べると太るよ

A:”이 책 말이야, 내용이 너무 어려운 것 같지 않니?(イ チェック マリヤ、ネヨンイ ノム オリョウン ゴッ カッジ アンニ)”
B:”확실히 그렇긴 한데, 이 사람이 하고싶은 말은 알겠어.(ファクシリ グロッキン ハンデ、イ サラミ ハゴシプン マルン アルゲッソ)”
この本の内容ってさ、難しすぎだよね。
確かにそうだけど、この人が言いたいことは分かった

お願いごとを引き受ける「分かった」

좋아(チョア)

誰かに何か頼まれたときに、それを承諾する意味でよく言う表現です。
ニュアンスから見ると先に紹介した「알았어(アラッソ)」に近く、親しい人のお願いを引き受けるときに使います。
좋아(チョア)は「好き」という意味でもありますが、単独で使われるときは「いいよ(分かった)」と使われるのが一般的です。
좋아요(チョアヨ)と語尾を敬語に変えると「いいですよ(分かりました)」という意味になるので、目上の人に対してはこちらを使いましょう。

A:”이것 좀 해줄 수 있니?(イゴッチョム ヘジュル ス インニ)”
B:”좋아, 그 정도 일이야 금방 끝낼 수 있지.(チョア、グジョンドイリヤ クンバン クンネル ス イッチ)”
A:これお願いできるかな?
B:いいよ(分かった)、その程度のことはすぐ終わらせるよ

 

やっと分かったとき

이제야 알겠어(イジェヤ アルゲッソ)

昔は分からなかったことも、時間が経つことで気づくことがあります。そういう時は急にうれしくなって、「やっと分かった」と言ったことはありませんか?
韓国語でも同じように使える表現が、この「이제야 알겠어(イジェヤ アルゲッソ)」です。
直訳すると、이제야(イジェヤ)は「今さら」を、알겠어(アルゲッソ)は「分かった」を意味し、「やっと分かった」という意味になります。
알겠어(アルゲッソ)の代わりに알았어(アラッソ)を使っても通じますが、알겠어(アルゲッソ)と言う方が一般的ではあります。

A:”오늘 배웠던 내용, 이제야 알겠어(オヌル ベウォットン ネヨン、イジェヤ アルゲッソ)”
B:”너 설마 지금까지 계속 그 생각했던거야?(ノ ソルマ チグムカジ ケソック ク センガケットンゴヤ)”
A:今日学んだこと、やっと分かったよ!
B:お前まさか今までずっとそれを考えてたの?

 

はっきりと理解できたとき

무슨 말인지 이해했어(ムスン マリンジ イヘヘッソ)

相手との話が噛み合わずモヤモヤした状態が、ある一言で理解でき、モヤモヤが開放されたときに韓国人がよく使う表現です。
直訳すると、무슨(ムスン)は「何の」を、(マル)は「言葉」を、最後の이해했어(イヘヘッソ)は「理解した」を意味し、「どういうことか分かった」という意味になります。
이해했어(イヘヘッソ)は、알겠어(アルゲッソ)より一層強く分かったことが伝わる言葉で、「ハッキリと理解した」というときに使う表現です。

A:”국제전화를 걸 때는 국가번호부터 누르는 거야.(グックゼゾナルル ゴル テヌン グッカボンホブト ヌルヌン ゴヤ)”
B:”아, 무슨 말인지 이해했어!이렇게 하면 된다는 거지?(ア、ムスン マリンジ イヘヘッソ.イロッケ ハミョン デンダヌン ゴジ)”
A:国際電話を掛ける時は、国番号から押すんだよ
B:あ、どういうことか理解した(分かった)。こうすればいいんだよね?

 

経験を通して分かったとき

알게 되었어(アルゲ テオッソ)

「〜になる」を意味する韓国語の되었다(テオッタ)と、「分かる」を意味する알다(アルダ)を合わせた言葉です。
何かのきっかけを通じて分かるようになるという意味で使われます。
応用できるシチュエーションがたくさんあるので、ぜひ覚えてみましょう。

너의 반응때문에 알게 되었어(ノエ パヌンテムネ アルゲ テオッソ)”
お前の反応のおかげで分かった

A:”어째서 침대는 무조건 좋은 걸 써야한다는지 알게 되었어.(オチェソ チムデヌン ムジョコン チョウン ゴル ソヤハンダヌンジ アルゲテオッソ)”
B:”몸 상태는 괜찮아?(モム サンテヌン ゲンチャナ)”
どうしてベッドは必ずいいものを使うべきなのか分かったよ
体の具合は大丈夫?

心から理解したとき

깨달았어(ケダラッソ)

알게 되었어(アルゲ テオッソ)に近い表現で、活動を通して何か大事なことを気づいたときに使う言葉です。
直訳すると、깨닫다(ケダッダ)は「悟る」や「気づく」という意味を表す韓国語です。
実際に使われることは少ないですが、韓国人が「깨달았어(ケダラッソ)」と言うのは心から出た言葉だと思ってください。

뒤늦게 깨달았어(ティヌッケ ケダラッソ)”
やっと分かった

힘들었지만 정말 많은 걸 깨달았어.(ヒムドゥロッジマン チョンマル マヌンゴル ケダラッソ)”
苦労はしたけど、本当にたくさんのことが分かったよ

 

まとめ

韓国語には、「分かった」という言葉がいろいろありました。全体的に短くて発音しやすく、覚えるのも簡単だと思います。
韓国でもとてもよく使われる表現なので、シチュエーションに合わせて活用してみましょう。