「初めまして」の韓国語!初対面の挨拶で好印象を与える言葉6つ

挨拶はどこの国でもマナーの基本で、とても大事です。特に、初めて人と会う相手とは、挨拶がその後の関係を左右すると言っても過言ではありません。
この記事では、「初めまして」を意味する韓国語について、具体的な例文も交えながら詳しくお伝えします。
礼儀を重んじる韓国だからこそ、挨拶の言葉は慎重に選びたいところです。初対面の韓国人と友好な関係を築くためにも、しっかりと学びましょう。

フォーマルな「初めまして」

처음 뵙겠습니다(チョウム ベッケスムニダ)

最も基本的な「初めまして」の形です。
直訳すると、처음( チョウム)は「初め」、뵙겠습니다( ベッケスムニダ)は「お会いします」となり、「初めてお会いします」という意味になります。
このフレーズは敬語としてのみ使われるため、プライベートな場所や相手ではなく、新しく入った職場や就職活動の面接、営業先など、公の場に応じるときの挨拶として使うのが一般的です。
一番基本になる「初めまして」になりますので、覚えておきましょう。

A:”자기소개 부탁드립니다.(チャギソゲ プタックテゥリムニダ)”
B:”처음 뵙겠습니다. 이다솔이라고 합니다. (チョウム ペッケスムニダ.イダソルイラゴ ハムニダ)”
A:自己紹介お願いします。
B:初めまして。李ダソルと申します。

 

明るく柔らかい印象を与える「初めまして」

안녕하십니까(アンニョンハシムニカ)

안녕하세요(アンニョンハセヨ)という韓国語は、日本でもとても有名な挨拶です。直訳すると안녕(アンニョン)は「安寧」を意味し、안녕하세요(アンニョンハセヨ)は「安らかですか」という意味になります。
これは普通は日常の挨拶として使われる言葉ですが、안녕하십니까(アンニョンハシムニカ)と尊敬語に変えることで、初めましてという意味になり、自己紹介をするときによく使われます。
先に紹介した、처음 뵙겠습니다(チョウム ベッケスムニダ)より明るく柔らかい挨拶なので、プライベートな相手に対してや、楽しい雰囲気のとき使ってみてください。

A:”안녕하십니까!잘 부탁드립니다.(アンニョンハシムニカ! チャル プタックテゥリムニダ)”
B:”환영해!어디서 왔니?(ファンヨンヘ!オディソ ワンニ?)”
A:はじめまして!よろしくお願いします
B:ようこそ!どこから来たの?

親しみのある「初めまして」

만나서 반갑습니다(マンナソ パンガップスムニダ)

はじめて会った相手に対して、親しみのある挨拶を伝えたいときに使える「初めまして」です。
直訳すると、만나서(マンナソ)は「会えて」を、반갑습니다(パンガップスムニダ)は「嬉しいです」を意味し、「お会い出来て嬉しいです」という意味になります。
반갑습니다(パンガップスムニダ)だけでも同じ意味として通じます。
また、만나서 반가워(マンナソバンガウォ)や반가워(バンガウォ)と語尾を変えることで、より親しみのあるフレーズになるので、同年代との挨拶はこちらがおすすめです。

A:”광고를 보고 어제 연락드렸던 사람입니다만.(クァンゴル ボゴ オゼ ヨンラクトゥリョットン サラムイムニダマン)”
B:”만나서 반갑습니다. 이력서는 준비해 오셨나요?(マンナソ パンガップスムニダ.イリョクソヌン ジュンビヘ オションナヨ?)”
A:広告をみて昨日連絡した者ですが。
B:はじめまして。履歴書はお持ちですか?

A:”저번에 말했던 내 친구야. 너랑 얘기해보고 싶대.(チョボンエ マルヘットン ネ チングヤ.ノラン エギヘボゴ シップデ)”
B:”반가워! 네 이야기는 많이 들었어. 잘 부탁해.(バンガウォ!ネ イヤギヌン マンイ トゥロッソ.チャル プタッケ)”
A:前に言ってた僕の友達。君と話してみたいそうだよ。
B:はじめまして!君のことはたくさん聞いたよ。よろしくね。

 

相手に尊敬を表す「初めまして」

만나서 영광입니다(マンナソ ヨンガンイムニダ)

尊敬している相手や、とても会いたかった人に対して、敬意を払った「初めまして」です。
直訳すると、만나서(マンナソ)は「会えて」を、영광(ヨンガン)は「光栄」を意味し、「お会いできて光栄です」という意味になります。
日常生活ではなかなか使うことのない表現ですが、尊敬する人や著名な有名人と会うことがあれば、ぜひこのフレーズを使ってみてください。

A:” 만나서 영광입니다.인터뷰에 응해주셔서 감사합니다.(マンナソ ヨンガンイムニダ.インタビューエ ウンヘジュショソ カムサハムニダ)”
B:”네, 안녕하세요. 마음껏 질문해주세요.(ネ、アンニョンハセヨ.マウムコッ ジルムンヘズセヨ)”
A:はじめまして。インタビューに応じてくださりありがとうございます。
B:はい、はじめまして。気楽にどんどん質問してください。

お世話になっているとき

신세지고 있습니다(シンセジゴ イッスムニダ)

신세지다(シンセジダ)とは、「お世話になる」を意味する言葉です。
自分より目下の家族や友達など身近な人の知合いと出会ったときよく言います。

A:”올해 자제분을 담당하고 있는 담임교사입니다.(オルヘ ザゼブヌル ダムダンハゴ インヌン ダミムキョサイムニダ)”
B:”저희 아이가 매번 신세지고 있습니다. 항상 고생많으십니다.(ジョヒ アイガ メボン シンセジゴ イッスムニダ.ハンサン ゴセンマヌショッスムニダ)”
A:今年お子様を担当している担任です。
B:うちの子がいつもお世話になっております。いつもお仕事お疲れ様です。

 

紹介されたときのマナー

말씀 많이 들었습니다(マルスム マニ ドゥロッスムニダ)

友達や上司など、誰かの紹介で会った人に対して使え、紹介してくれた人への礼儀も込められている言葉です。
直訳すると、말씀(マルスム)は「お話し(噂)」を、많이(マニ)は「たくさん」を、들었습니다(ドゥロッスムニダ)は「伺っています」を意味し、「お話しはたくさん伺っています」という意味になります。
万が一、その人について特に聞いたことがなくても、紹介者へのマナーも込めて使うフレーズです。
良い第一印象を与えられる韓国語ですので、ぜひ使ってみましょう。

A:”이곳 담당자입니다. 먼길 오시느라 고생 많으셨습니다.(イゴッ ダムダンジャイムニダ.モンギル オシヌラ ゴセン マヌショッスムニダ)”
B:”말씀 많이 들었습니다. 마중 나와주셔서 감사합니다.(マルスム マニ ドゥロッスムニダ.マジュン ナワジュショソ カムサハムニダ)”
A:ここの担当者です。遠いところわざわざお越し下さいましてありがとうございます
B:お噂は伺っております。わざわざお出迎えありがとうございます。

 

まとめ

海外でも初対面の人に挨拶はやはり大事です。
その場にふさわしい挨拶をするだけでも韓国人はとても好感を抱くので、お伝えした表現を参考に、良い人間関係を構築してください。